mihiro63のブログ

ネット徘徊者の徒然日記

便利すぎる世の中

ブログ当初から続いていたプリ姫のおはなし。ここ最近ママが消息を絶っているので炎上ネタも出ないため、ちょっと話題変更。

 

時々プリ姫アンチスレでは登記簿を活用されていらっしゃる住民さんがおられますね。

今は他人が戸籍や住民票など余程の理由が無いと取れませんから、登記簿によって言動の照合性を調べるのが常態化しています。これ、プリ姫と関係なくビジネスの際に新規取引する相手会社がどのような状態かを調べる定石なのですよ。ペーパー会社とかダミー会社とか色々と世の中には怪しい会社がありますから、登記簿は公開情報でないと困るのです。

 

そこでちょっと問題になるのは、会社の代表者は会社法によって商業登記簿に現住所を記載しないといけないのです。というのは訴訟の際に確実に訴状を届けられる担保を必要とするからです。

ただ代表者としては自分の住所を世間に公開するというのはリスクを伴います。特にネット時代ですから、見えざる相手というのは怖い存在です。

 

ですからプリ姫ママも登記簿の現住所は、今でも名古屋のままですよね。別に住民票ではないので、登記簿の住所が実際と違っていても大した不都合は出ないから放置しているのでしょう。一応は不届けになるので行政罰を受ける可能性はありますが、罰になったとしても1~3万円の過料を払うぐらいです。それと刑事罰ではないので前科にもなりません。まあ今どこに住んでいるのか、ブログや動画から特定されているようですけどね…

 

進化するネットサービス

さて今日の本題なのですが、この登記簿情報に関してはいくつもの情報会社が様々な工夫で顧客を取り合っています。

その最王手である「JTN登記簿図書館」ここでは正規の手数料より安い料金で登記情報を取得してくれます。その代わりにその取得した情報を登記簿図書館なるサーバーへも供給します。つまりは安い料金で登記情報を提供するから、私にもそのデータをくださいね。というもの。その集めたデータを使うと色々なことができると。

 

この会社の最大のウリは莫大な登記簿データを駆使しての名寄せ機能。つまりは名前を入力すれば、この人はこういう会社の取締役になっている。こういう不動産を持っている。ということが一発で検索できるのです。

ただ法務局にある全データを持っているわけではないので、精度は100%ではありません。しかしかなり正確に検索できます。

 

例えば、とある方を検索してみましょう。

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出典:登記簿図書館

一発で保有不動産がわかります。大阪、神奈川、静岡とありますが、これは同姓同名の方か、もしくは別荘や投資物件なのか。

さらにチェックを入れて登記情報まで閲覧すれば、所有者の現住所が出てきますので同一人物か別人なのかとか、どのような使途の物件かとかが判別できます。

 

ではこの方はどうでしょう? 不動産を持っている雰囲気はありますが。

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出典:登記簿図書館

あれ? 持ってないじゃん! まあ100%の精度ではないので、何かの間違いなのだろう。うん、そういうことだ。

 

ということが今の世の中ではできるのですよ。凄いですね。同様にこの情報会社では商業登記簿でも名寄せができます。名前を入れると、ここの会社の取締役になっています! なんて情報が一発で判明します。

個人情報の保護が叫ばれて久しいですが、それは不動産も無ければ会社の役員でもない方の話であって、中古のマンション一つ持っただけでこのように情報が出回るのです。

芸能人の方の多くが賃貸物件に住むのは、このような情報流出を嫌うからなのかも知れませんね。

まあ賃貸物件でも「我が家」とか「ウチの畑」とか普通に言いますから、所有しているとか言わなきゃ問題はないでしょう。

それでは、またね~